はじめに|”WEB屋”が生き残るには、どこを磨くか?
2025年、WEB制作の現場は大きく変わった。
STUDIOで誰でもサイトが作れる。Wix AIがボタンひとつでレイアウトを整え、Canvaでロゴやチラシまで完結する。SNSもAIも無料で使える。どこもかしこも「早くて安い」が溢れかえって、もう”作れること”自体には大した価値がなくなってしまった。
けど、
- クライアントは”サイトを作ったあとどうしたらええのか”が分からない。
- “とりあえず作った”WEBは、半年で放置されて誰にも見られないままゴミになる。
- 発注側も”何を聞いたらいいのか”が分からず、WEB屋側も”どう説明したらええか”が分からない。
そういう空気感の中で、フリーランスWEB屋は悩みながら今日もマウス握ってるわけや。
俺もそうやった。 コーダー上がりで、最初は言われた通りに作って、納品して、金もろて帰ってきた。 けどある日、作ったはずのサイトが全然活用されてへんことに気づいてもうて──
「……これ、誰の役にも立ってへんやん」ってなった。
そこからや。俺が“WEB制作”の外側を意識し始めたんは。 集客導線の話、コピーの設計、SNSの動線、チラシとラジオの連動…… 「作る」の向こうにある“結果”まで責任持つには、ただの技術職やなくて、
● 目的を一緒に設計できるやつ ● 予算と戦略を分かりやすく言葉にできるやつ ● 言語化できない依頼を”見える形”に変えられるやつ
が必要やって、気づいた。
このシリーズは、そんな俺──十円玉が現場で積んできた、 “WEB屋としての生存術”を全部まとめるために書いていく。
「技術があるのに、仕事が続かん」 「安く見られて、言いなりになってまう」 「納品したのに、モヤモヤが残る」
そんなWEB屋・フリーランス・元請・中間・クライアント、 全部に”届く言葉”を探して、書いていくで。
Webは道具や。 その道具で、”誰に何を届けるか”を考えることが、 2025年以降のWEB屋の生きる道や。
よっしゃ、ほな作ろか。 “ドヤ話”から始めよか^^
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