この世界は俺を試す為に用意された世界だ、と思うことが昔はよくあった。
死んだかーちゃんによる洗脳でそういうのがあって、結果俺の持病が悪化する一因になったんだけど。
最後の最後で反発したからこそ他の洗脳に耐性が出来て強くなったし、逃げかたや攻撃のしかたをそこで初めて知った。
俺は「攻撃する」と決めたら強い自信がある、だがスイッチを押すに至る迄の時間が長い。
耐えて耐えて、相手が最後の決定打を出してくるまで耐え抜いて。スイッチを押したら爆発したみたいに俺は強くなる。
相棒にも言われたな、「お前は溜め込んで爆発しよるからタチ悪いねん」って。
爆発しない程度にスイッチを押し続けるほうが、処世術として確かに適っている。
然し、俺には変な自己犠牲の考えがあって、「この場が丸く収まるなら、俺はガマンしよう」と判断してしまうことがよくある。
そこで相手がツケ上がってくれれば、俺も気兼ねなくスイッチを押せるんだけどねえ・・・。
(寸止めプレイが長引いても、ブレーカみたいにスイッチが入ってわけわかんなくなるけど)
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