地方創生ITベンチャーの闇

地方ITベンチャー、夢を見させてくれたけど現実は地獄やった案件の話

俺フリーランスやけど、こんな案件受けたことあんねん。 地方創生に力を入れてるっていうITベンチャー企業からの依頼でな、「東京から地方へ人材を呼び込んで、地域に根差した開発チームを立ち上げる」ってー話やった。

最初はめっちゃ魅力的に聞こえた。 空気はきれい、物価は安い、通勤ラク、リモート主体やし。ってな。

でもな、これが始まってみたら、とんでもなかったんよ。

現場の実態:地元採用は名ばかり

「地元人材の育成」っていうたわりに、実際は未経験の人をバイト感覚で時給で雇って、俺ら外部フリーランスに丸投げや。 しかも地方ベンチャーの正社員たちは、まるで殿様商売。現場を回してんのは外注チームやのに、権限も裁量も与えず口だけは出す。

開発体制もめちゃくちゃ。 Gitもチケット管理もまともにできてないし、情報共有のチャットも3日見てなかったら500件溜まってるレベルで、「Slackは生き物です!」言うてるようなもん。

地方だからってコスト意識ゆるゆるすぎ

俺が驚いたのは、業務効率の悪さに加えて、金の使い方も意味不明やったことや。 オフィスには無駄におしゃれな観葉植物とコーヒーマシン、でも椅子はガタガタ。 新人教育する言うてるのに、教育係は「前の会社で怒られて辞めた」みたいな中堅社員。

成果物のクオリティも低いし、スケジュール管理も「神頼み」レベルやで。 で、トラブル起きたら「東京の人にやってもらってるから」って、こっちに責任押し付けてくる。

結果:3ヶ月で案件終了。精神もギリギリ

もうな、胃に穴あきそうやったでwwww
地方ベンチャーって聞いて、都会の競争に疲れた技術者をうまく取り込む手段に見えるやろ? でも実態は、正社員を安月給で囲って、外注と若者を消耗させて使い捨てにしてるだけの“搾取型構造”や。

「リモートで自由な働き方を!」とか「地域を盛り上げる!」とか言ってても、現実は「給料は低い、責任は重い、やりがいだけは一丁前」やった。

ほんまの地方創生は、搾取の上に成り立たへん

ほんまに地域を活性化したいなら、まず地元の若手にまともな給与払って、信頼して仕事任せなあかん。 そんで、外部から来る技術者に対しても「安くこき使う」んやなくて、きっちりリスペクトと対価を払う。

なんか「地方=我慢する場所」みたいな構図があんねん。 でもそれって、東京で疲れた人間をさらに削って終わりやで。


俺は二度とこの手の案件は受けへん。 でも、これ読んでるフリーランスや若手エンジニアが、俺と同じ罠にハマらんように書き残しておくわ。 「地方ベンチャー」って言葉に希望を見てもええ。 でも、その中身がちゃんとしてるかどうか、見極めはマジで命やで。

地方の未来は明るいかもしれん。 でも、その光の裏で燃え尽きる人間がいてええわけないんやで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました
~