親父に試される十円玉

実家は料亭だった。猿高校時代のお話。

親父「試すようで悪いんだけどよ、この賄いのステーキの感想が欲しい(´・ω・`)」

十円玉「( ´~`)」

十円玉「ちょうどいい塩味だけど、グルタミン酸?肉の旨味の主張が強い気がする。他にこれといった特徴はいつものステーキと同じだな(;´~`)」

親父「そうか、まあそこまでわかりゃ十分だ(´・ω・`)」

親父「だがお前は板前には向いてねえな(´・ω・`)」

十円玉「・・・種明かしは?(;´-`)」

親父「肉の仕込みに味の素を入れてある(´・ω・`)」

十円玉「!!(;´-`)」

親父「元々お前は?理工学系の道に進むのわかってっからいいんだけどよ(´・ω・`)」

親父「今後刺激物をあまり口に入れないようにな(´・ω・`)」

親父「じゃないと、お前が社会人になって?イイ料亭行ったときに恥をかいちまうからよ(´・ω・`)」

親父の教えは間違っていなかった。