IT企業の皮をかぶった体育会系──“気合い”が評価される組織はこうして崩壊する
「うちはIT企業です」
そう名乗ってはいたけど、蓋を開ければ営業カチコミ文化まっしぐら。
技術よりも、気合いと根性が評価される。そんな“体育会系企業”で、
俺は地獄を見た。
声が小さいだけで怒鳴られる朝礼
出勤した瞬間から、大声で号令かける営業リーダーの叫び声が飛ぶ。
朝礼で「おはようございます!」の声が小さいと、
「気合いが足りん!やる気あんのか!!」と怒号が飛ぶ。
俺はエンジニアや。
「でけへんもんはでけへん」って思考でモノを組み立ててる。
けどこの会社は、“気合い”が足りんと全部「やる気ない」で片付けられるんや。
技術者は“歯車”。それ以上でも以下でもない
営業が獲ってきた案件に、技術者は口を出すな。
そんな空気が蔓延してた。
仕様に問題があっても、「お客さんに言ったんだから黙って作って」
って突っぱねられる。
こっちは設計もできるし、改善案もある。
けど、そんなの一切聞く耳もたん。
「黙ってつくるのが技術者やろ」ってな。
もうギア(歯車)やねん。
成果よりも“声がでかい奴”が出世する
評価制度もメチャクチャ。
声がでかい、気合いがある、営業同行に積極的──
そんなのばっかりが上に行く。
逆に、黙々とコード書いて成果出しても、
「もっとやる気見せてくれ」やと。
なんやねんそれ。
「人が育たない」会社の共通点
そら、まともな人間から辞めてくよ。
俺の知ってるだけでも、エンジニアが3ヶ月で2人辞めた。
新卒の子も、
「営業向いてないんで…」って泣きながら辞めてった。
でも会社はこう言うねん。
「気合いのない奴はウチにはいらん」
そうやって“気合いだけマン”が組織に居座って、
結果、“まともな技術”が蓄積されへん会社”になってくんや。
俺は、抜け出した
俺も例外やなかった。
この会社にいたら、自分の価値も、誇りも、尊厳も全部潰される。
「気合いのある無能」が評価される組織には、未来なんかあらへん。
技術者を大事にせんIT企業は、ほんまもんのIT企業ちゃう。


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