数の暴力を倒す方法

数の暴力ってよく言うじゃん。
何かで共鳴しあった者たちが固まって、斯くも自らがマジョリティだなんて銘打ちながらだ。
自分たちにとっての脅威や相容れないものを淘汰していくじゃん。

ほんで、それが集団。そして組織と強くなっていくじゃん。
からの、攻撃力や防御力諸々となりうる頭数を増やすために「勧誘」したり「教育/洗脳」して引き入れるよね。

この最後のプロセスで重大なことが起きてるの。

単騎では何もできないように、牙を抜かれちゃうのよね。
そうなったら一人じゃ何もできなくなるし、何かあっても自力でどうにもできなくなるよね。
だから仲間に頼るしか無いよね。→群れるしかないよね。→数の力たることを強いられるしかないよね。

ドコダカとは言わないけど。

でもね。その無限に膨れられる「数」をだ、一気に滅ぼす方法があるの。
カンタンさ。数の礎となった第一者から下の順に淘汰していけばいい。何。ほんの端数を相手どればいいだけさ。
それも、数に頼れない環境下に陥れる。のがポイント。

少し話を変えようか。
原始時代の少しあとから、貧富の差が生まれたね。
でもよく考えてみて。それより遥か過去に何があった?力の差があったじゃない。
その力を持った者が弱者を食い物にしようと悪知恵を働き始めただけ。
斯くして彼等は、力を駆使して富を得るがためにこの世を物理的に区切り始めた。国境から集落まで。
これが貧富の差の正体。

はじめは力の強い僅かな数が何もかもを支配していたんだけど、当然弱者も同じ人間。考える頭がある。
弱者は団結しはじめた。これが一揆や革命のはじまり。
しかしだ。団結した者同士に共通する概念を全うするがために一方向に並んで進むだけで良かったはずだった。

歴史は繰り返す、なぜなら人は歴史から学ぶからだ。
いつしか、集団の中で頭のいい者がシステムをつくりはじめた。
集団が滅びないためのシステムと、それを講じる/持続させるためのプロセス。
これは現代の行政システムにも応用されているよ。

集団の中で貧富の差を仮想的に作り上げ、その一環で弱者が弱者たるままでいるためのシステム(教育/洗脳)が出来上がったの。
しかしだ。先述の通り、階層という概念のある仮想世界は弱点を残したまま講ぜられてしまっている。今も。
振り返ろうか。イレギュラーは100%ありえないだろうか?もしそうなら確証はドコに存在するの?
牙を持った者が頭てっぺんから崩しに入ったら、団結たるや一環の終わりだよね。

あらゆる意味で自由になりたいのなら、手始めに逃げる覚悟を決めろ。
逃げてから考えろ。
考えるにも階層と立体という概念がある。その上で考え抜け。

くれぐれも、同じ穴の狢にはなるな。

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