PM一択って、誰が決めたん?──“プロッター”というもう一つの生存戦略
はじめに:エンジニアの未来は、PMだけやない
「エンジニアのキャリアは、いずれPM(プロジェクトマネージャ)へ」 ──そんな風潮、いつから出来上がったんやろうな。
確かに管理職を目指す人もおる。 でもな、全員がマネジメントに向いてるわけちゃう。 むしろ「ずっと手を動かしていたい」エンジニアは、時代が進むにつれ“キャリアの居場所”を失ってるように見えるんや。
やけど今、AIの進化が新しい道を作ってくれてる。 その道の名は──「プロッター」や。
プロッターって何者?──AIと組む現場型エンジニア
プロッターとは、AIと人間の間をつなぐ“橋渡し”や。
- AIのプロンプト(指示文)を設計する
- AIの出力をチェック&修正する
- 人間の意図をAIに伝え、逆にAIの出力を現場に落とし込む
つまり、現場目線とAIリテラシーのハイブリッド。 「指示がうまい人」とも言えるし、「職人の設計者」とも言える。
これは、コード書くのが好きなエンジニアにとって、 まさに“第二の人生”の入り口になるんや。
PMとプロッター、何がちゃう?
役割 | PM | プロッター |
---|---|---|
目的 | プロジェクト全体の進行管理 | AIとの共同作業で精度を上げる |
必要スキル | スケジュール・タスク管理、交渉 | 技術的知見、AIの理解、設計眼 |
スタイル | チームを回す | 手を動かして整える |
向き不向き | リーダー向き | 現場好き向き |
「人の上に立ちたい」ならPMでもええ。 「現場で一緒に走りたい」なら、プロッターや。
プロッターに向いてる人
- コードを触るのが苦じゃない(むしろ好き)
- 設計→試行→調整の繰り返しが苦にならん
- 「AIは便利。でも丸投げは嫌」って思う
- 現場の“空気”をAIに反映させたい
逆に、
- 管理職になることに違和感がある
- 自分がPMに向いてる気がしない
──こんな人ほど、プロッターはハマる。
プロッターの未来と可能性
AIと共存する時代、プロッターは“技術者の残された生存領域”や。 そしてそれは、“AI時代の職人”とも言える。
企業もまだ気づいてへんかもしれんけど、 これから「AIチューニング要員」「プロンプトエンジニア」みたいな職種は必ず増える。
その時に、“コードも分かる、AIも使える”プロッターは、 現場にとってめっちゃ重要な存在になるやろな。
まとめ:道はひとつちゃうで
PMにならんでもええ。人の上に立たんでもええ。 AIを相棒にして、現場に居続ける道──それがプロッターや。
「管理職になるか、職人で終わるか」やない。 今の時代、「AIと伴走する技術者」っていう、 第三のキャリアが生まれとる。
君がもし、 「PMは向いてへんけど、まだ現場を走りたい」って思うなら、 その道、もう見えてるで。
──それがプロッター。 そして、次のエンジニア像や。
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