俺が自由を手にするまで
──毒も混ぜたリアルな告白──
1. 【不自由すぎた子供時代】
「勉強は鉛筆じゃないと覚えられへんねんて」──
アホか?誰が決めたんそれ?脳みそのシワ1本も動いてへん理屈を、ドヤ顔で押しつけてくるのが“うちの教育”やった。
シャーペンはあかん、ボールペンなんてもってのほか。
書くスピードも、握りやすさも関係あらへん。理由は「決まりやから」。
どこの誰が作った決まりか言えへんけど、とにかく従え。反論したら人格否定、黙ったら思考停止。はい、詰み。
言うとくけど、俺はただ“勉強したい”だけやった。
なのに、環境が全部ブレーキ。ルールは感情ベース、理屈ゼロ。
自分で考える自由なんか一切ない。あったのは“親の気分”だけや。
こんなもん、自由の反対どころか、洗脳やろ。
今やったら完全に「毒親」案件や。
でも、当時はそれが「普通」やと思わされとった。
「うちの親、ちょっと厳しいだけ」──それ、全部“洗脳”やったわ。
2. 【大学中退・専門入学──「自由風」の地獄】
自由を求めて大学行った。けど、自由のつもりが「放置」やった。
誰も助けへん、誰も気にせぇへん、でも“自己責任”だけはご丁寧に突きつけられる。
学費は重い、生活は不安定、精神は限界ギリギリ。
そして「親のせいや」と言うたら最後、すべて“甘え”にされる。
なにが「自立」や。なにが「成長」や。
助けも道具も与えへんで、結果だけ求めるって、どんだけブラック教育やねん。
最終的に、大学は中退。
でも、終わりやなくて、やっと“逃げる”スタートやった。
専門学校に進んで、ようやくほんのちょっと「何を学びたいか」が見えてきた。
でも、自由のかけらを拾っただけや。
周囲の視線は「ドロップアウト者」。
そっから先、まだ地獄は続くんや。
3. 【社会人──自由ゼロの兵隊時代】
働いたら自由になる?ウソや。
会社って「人間」扱いされへん場所なんやって、身をもって知った。
朝から晩まで、上司の顔色うかがいながら、意味不明なルールに振り回される。
「先に帰ったらサボってると思われるぞ」
「昼休みにスマホいじるな」
「メモ取る姿勢がなってない」──アホちゃうか。
そこに「成果」なんかない。ただただ“言うことを聞く練習”。
仕事ができる=上の言うことを否定せずに実行できるかどうか。
それが評価の指標やった。自由?あるわけないやろ。
心も身体もバッキバキに折られた。
それでも会社辞めるって選択肢は“裏切り者”扱いやった。
まるで「お前の人生はここで終われ」って呪いかけられてる気分やったな。
4. 【フリーランス──やっと“本物”の自由に出会えた】
会社を辞めたとき、ようやく気づいた。「これが、俺の人生や」って。
フリーランスになったら、誰に遠慮もいらん。
好きな時間に働ける。スキルで勝負できる。
「言われたことをやる人」やなくて、「やりたいことを形にできる人」になれた。
もちろんしんどいこともある。孤独やし、守ってくれる会社もない。
でも、誰かに「こうしろ」って命令される日々より、
自分で選んで失敗するほうが、よっぽど“マシ”やった。
ようやく、本当の意味で「自由」になれた気がする。
おわりに
自由ってな、最初から与えられるもんやない。
奪われる、押しつけられる、壊される。
でも、それでも「選びなおす」ことで、自分の人生は取り戻せる。
俺全然不完全やし、弱いとこもいっぱいある。
けど、今は“俺の意思で、俺の道を歩いてる”って、胸を張って言える。
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