オフショア開発、その幻想と地獄 ——とあるブリッジSEが消えた日
「ごめん……インド側のリーダー、音信不通です」
そのSlack通知が届いたのは、納品5日前の金曜日。プロジェクト全体が凍りついた。
コストで夢を見た会社、地獄を見た現場
「オフショア開発ならコスト1/3!」無能のくせにキラキラな上様連中がそう叫んで始まったプロジェクト。 たしかに最初の見積もりは安かった。人月単価も国内の半分以下。
でも??蓋を開けたらソースコードはコピペだらけ。要件伝わってない。テスト仕様書はGoogle翻訳バッコンバッコン。
コストが安いんやなくて、質も含めて“安かろう悪かろう”でした🤣
「ブリッジSE」の命綱、しかし誰も支えてくれない🤣
一番つらかったのは、間に入った日本人のブリッジSE。
- 日本語で仕様書を書く
- 英訳する(または通訳に頼る)
- 進捗を追う
- 品質を確認する
なんでも屋だな。その上でミスがあれば、現場と上から同時に責められる。
「文化の違い」「時間感覚」「Yesと言うけどできてない」 そんな地雷が日常茶飯事。
プロジェクト後半、ご本人燃え尽きてどっかにフェードアウト;;
幻想はどこから来たのか?
オフショア=安い、便利、スピーディー……って幻想、どこから来たん?
答えはシンプル。「数字」でしか見てないから。
現場のリアルも、言語の壁も、タイムゾーンのズレも、全部「見積もりに出てないから無視」で片づけられるw
そして最終的に燃えるも炎上するも現場だけ。
成功例もある、でも……
たしかに、オフショアがうまくいってる会社もある。
・現地に日本人常駐させてる ・仕様書も徹底して多言語化してる ・そもそも「育成前提」で数年スパンでやってる
でもそれ、“オフショア=魔法のコスト削減策”ではないだろ?????
育てて、投資して、リスクも背負って、やっと初めて成立する世界。つかそんぐらいの頭もってないとムリ。
なんか・・・、「WordPressが自動でバズ記事を作ってくれる魔法の箱やー!!」と変わらんそれ。
我々はどう向き合うべきか。
もうな、オフショアは「楽して得する仕組み」だと思ったらアカン。 あれは“労働コスト”やのうて、“責任コスト”だな。軽んじたらアカンもの。
頭ヘーイ❤❤❤❤❤な現場知らんお偉方連中だけに手綱握らせてたらアカン。
俺等現場がどれだけ痛んできたかわかる??
- 言葉の壁で発狂しそうになった夜
- 納品3日前に一式作り直した修羅場
- 仕様確認で何十回もZoomした無力感
そのすべてを乗り越えてきたのに、経営層は笑って言う。
「来期もオフショアでいこう」
……俺等報われねえじゃん\(^o^)/
それでも現場は、声をあげなアカン
黙ってたら、また誰かが燃える。 また誰かが、Slackに「音信不通です」って書く日がくる。
それを止められるのは、今声をあげられる俺等しかおらんのじゃ。
安さの裏にある地獄。 誰かが見た“現場の現実”を、もう黙って飲み込む時代は終わりにしよう。
俺は書くぞ・・・。 ほんで、同じように苦しんだお前等の代わりにも、書き続けるぞ。


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