十円玉流・やさしい処世術

「この世界はお前のもんやで。好き勝手してええんやで。」

これが俺の処世術のすべてだ。
他人の価値観に縛られるな。
時代や空気に飲み込まれるな。
自分の世界は、自分で選んで、自分で守ったらええんやで。

俺はかつて、厳しい師匠にしごかれて腕を上げた。
でもそのやり方は、人を追い詰めて壊すだけだった。
せやから俺は、ちがう道を選んだんだ。

「やさしい処世術」。
逃げ場所を持つことも、引きこもることも、堂々と胸を張っていいんだぞ。
自分を大事にできる人間だけが、この世界でしぶとく生き残れる。


十円玉流・やさしい処世術 三か条

一条 心の逃げ場所を持て

逃げてもいい。
この社会は強がりと見栄でできてる。
そんなもんに潰されるくらいだったら、堂々と逃げて自分の場所を守ったらいい。

二条 引きこもっても恥ではない

外に出て人に合わせて、心すり減らす必要なんかない。
引きこもることは、自分を守る処世術のひとつだぞ。
殻にこもったからこそ、見える景色もある。

三条 自分を大事にしろ

他人を喜ばすために生きるな。
自分を大事にできる人間だけが、ほんまに他人も大事にできる。
生き抜くカギは「自分を粗末にしないこと」第一。


引きこもりを武器にした処世術

俺は長いあいだ引きこもってきた。
世間はそれを“負け”とか“恥”とか言うかもしれん。けど、引きこもりには引きこもりなりの強みがある。

家にこもってるからこそ、無駄な人間関係にすり減られない。
ひとりの時間を徹底的に使えるから、技術を磨き、文章を書き、自由に生き方を選べる。
外社会で立ち回るのが苦手なら、引きこもりの中で勝負すればいい。

つまり「引きこもり=逃げ」やない。
それは俺にとって、処世術であり、サバイバルの武器だった。

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