今の日本人に、韓流ドラマをバカにする資格はない

ネット上では嫌韓嫌中ブームの真っ只中ですが、「これは韓国のものだから」「この会社は中華系だから」というレベルにまで差別をしてはいけないと思います。
然し、メディアからして歴史の捏造や反日表現は私も異議を唱えますし、内政干渉もいただけません。
だからといって、人や民族に対してヘイトスピーチをするのではなく、我々が忌むべき彼等の言動に対して行動を起こすべきなのです。
この辺を間違えないでください。

それを踏まえて、韓国の脚本家達がどれだけドラマに熱を入れているかをよく観察してみましょう。

90年代までの日本でも、ドラマにはかなり力が入っていましたよね。
制作に携わる人達が、必死の思いで人気ドラマをたくさん作ろうと努力していた時代です。
それが消費者層のリテラシー欠如化や知識の浅層化が進むに連れ、今やバカ女を釣るような恋愛キラキラドラマ路線に走ってしまったことに同情を禁じえません。
洋画の吹き替えに人気タレントやお笑い芸人を起用したり、演技力のない安物アイドルが人気ドラマで重要な役を任される様もそうです。
半沢直樹がどうして売れたか。これは原点回帰による制作者達の賜物です。

韓流ドラマが日本の90年代の所で歴史が止まっているのではなく、日本のドラマが退化してしまったのだと思います。
日本の主婦層に韓流ドラマの人気が根付いている事実を、素直に受け入れましょう。
韓国人嫌いの多いフィリピンでも、韓流ドラマは大人気でした。これも事実です。
つまらなかったら誰も見向きをしないでしょうし、面白いから皆見ているのですから。

ちなみに、私のばあちゃんはネットを全く使ったことがないのですが、李明博前大統領の天皇侮辱発言を知っていました。
それを聞いて、今まで大好きだった韓流ドラマを一切見なくなってしまったのですが、私は「それは違う」と思うのです。

面白いものは面白い、それでいいじゃないですか。
メディアに国境はないのですから。

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