第5話|十円玉式:0円でも拡散できる広報設計術
「SNSやってへんから広報できひんねん」 「広告費かけるほどの規模ちゃうしなあ…」 「どうせ誰も見てへんやろ…」
──そんな“拡散あきらめ癖”ついてる中小クライアント、多いんや。
でも実際は、0円でも反応がとれる方法、ようけあるで。
◆ 広報って「技術」やなく「組み合わせ」や
- Instagram × ハッシュタグ検索
- LINE公式 × 店内POP
- チラシ × 近隣店舗のレジ横
- 商工会の無料紙媒体 × LP連携
- note × 自社ブログ再編集
こういうの、全部無料でできる。 問題は、
それを“使いこなす導線”を、クライアントが知らんこと。
◆ 十円玉の「0円拡散テンプレ」例
✅ ケース1:地元イベント
- 地元のFBグループ投稿
- 町内掲示板×QR付きチラシ
- 地元FMラジオに告知依頼
- 小規模マルシェとコラボチラシ(交換掲示)
✅ ケース2:スモール飲食店
- Instagramで”料理名×地名”ハッシュタグ連投
- 常連客にLINE公式登録してもらい裏メニュー通知
- Googleビジネスプロフィールで月1投稿
✅ ケース3:個人講師(教室業)
- note連載(週1)→ブログ転載
- Canvaで無料PDFチラシ作ってXにピン固定
- 生徒さんの声をレビューにして投稿
◆ 大事なのは「やる前に決めとく導線」
作ったあとの流れ、最初からこう決めとく:
- 誰が投稿する?
- どの媒体に?
- どの頻度で?
- その内容のネタ出しはどこから?
この”決め事”がないと、広報は一瞬で止まる。
WEB屋が「そこまで一緒に設計する」だけで、続くサイトになる。
◆ 拡散できる仕組みは”無料”で用意できる
結局のところ、
拡散できるかどうかは“予算”より“段取り”や。
地味でもええ。細くてもええ。 止まらんこと。それが一番効く。
次回:「WEB屋、辞めたくなる日のための保存回」へ続く。
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