LinuxでHDDの高速化を行うTips

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LinuxにおいてHDDはまだまだ健在であるッ
ウチはパーテョションを分割し「/home」ディレクトリをまんまHDDに振り分けています。
これにより、メインストレージであるSSDたるアクセス速度の恩恵を受けながら
大容量ストレージの特色を活かせるわけでございますΣd(ゝω・)

でも、そのHDDが重たかったら・・・あまり意味ないよね(´・ω・`)
ってなわけで、我が家でのHDDのチューニング方法をご紹介したいと思います・・・!

# モードチェック
sudo hdparm /dev/sd*

> /dev/sd*:
> multcount     =  16 (on)
> IO_support    =  0 (default 16-bit) #16bit
> unmaskirq     =  0 (off)             #割り込み非対応
> using_dma     =  0 (off)              #DMAモード無効(PIOモード)
> readonly      =  0 (off)
> readahead     =  256 (on)
> geometry      = 486401/255/63, sectors = 7814037168, start = 0
/usr/sbin/hdparm -a(256/512/1024/2048) -u1 -c3 -d1 /dev/sd*

# 詳しくはヘルプを見てほしいのですが、軽くオプションの説明
> -a(int): readheadの値変更。上記サンプルからベストな値を見つけてNE❤
> -c3: I/Oビットを16bitから32bitへ引き上げる。これは効果あるぞ!
> -d1: PIOモードからDMAモードへ切り替える。これも効果覿面。
# SATA3.0のHDDなら、このぐらい速度が出るようになります。
/usr/sbin/hdparm -Tt /dev/sd*

> /dev/sd*:
> Timing cached reads:   16846 MB in  1.99 seconds = 8465.43 MB/sec
> Timing buffered disk reads: 536 MB in  3.01 seconds = 178.04 MB/sec

他にもmultcountの値を引き上げたりいろいろなことが出来ます。
ただしコンフィグが適切でないとストレージがダメな子になってしまうので、自己責任でね・・・!

コンフィグが決まったら、システム起動時にHDDの設定を再セットすべくスタートアップスクリプトに書き込んでおきましょう。

sudo cat /usr/sbin/hdparm -a(256/512/1024/2048) -u1 -c3 -d1 /dev/sd* > /etc/rc0.d/K01hdparm

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